そよかぜ病院では、ファイザー製新型コロナワクチン(m-RNA)が、
先例国のエビデンス等を踏まえ、重篤な副反応や後遺症が生じるリスクが
極めて低く、かつ高い効果をもたらすと判断し、
下記情報を職員に告知のうえ、ワクチン接種を4月20日より開始しています。
<ファイザー製新型コロナワクチン(m-RNA)に関する情報>
①2回目接種、2週間後にワクチン効果が最大となり、
発症予防効果(感染しても発病しなかった人も含む)は95%。
感染予防効果(そもそも感染しない)は、85%~90%。
②接種6ヶ月後には、抗体は少量しか残らないが「免疫の記憶」ができる。
もし感染したとしても、その記憶により急速に抗体が増殖し、軽症で済む。
③もしワクチンを打った人が感染しても、人にうつしにくい。
④イスラエルは人口900万人、接種率61.67%、1日あたりの新規感染者数は100人以下。
⑤アメリカで昨年12月から1ヶ月間に1,380万回分の接種が行われたが、
因果関係の認められる死亡例は確認されなかった。
ちなみに日本では、ドラッグストアで買える風邪薬など「一般用医薬品」による
副作用で、2009年~2013年に15人が亡くなっている。
新型コロナワクチンに関しては、半年前ではエビデンスや情報も乏しく、
半信半疑な部分や漠然とした不安もありました。
しかし、ファイザー製ワクチン(m-RNA)は、様々なデータや情報を鑑みると、
想像していたよりもはるかに効果の高い画期的な薬だということが分かりました。
全職員に向けてこのワクチンの接種を呼びかけ、アレルギー等で接種されない
一部の方を除き、接種を開始しています。
今後は、残りの2グループに、4月27日および5月18日に
1回目の接種をおこなう予定です。
現在、当院職員には日常生活においても、外出・外食の制限など、
様々な自粛をお願いしていますが、今後2回の接種を受けた方には、
「ある程度の行動制限を解除」
(家族での外出・外食、職員同士の少人数での会食等)
をできるのではないかと考えています。
また、入院患者・利用者の方々の接種も完了すれば、
院内・施設内での制限も大幅に緩和できると期待しています。
私たちは、長らく不自由でストレスの多い日々を送ってきましたが、
そこから開放される、明るい希望が生まれたと考えています。
どうぞ、もうしばらくの間、この希望を頼りに
意識を切らすことなく、ともに頑張ってまいりましょう。